スクエアトレイ-優しい曲線
スクエアトレイ(角盆)は最も基本的なお盆です。木製の量産品も多く、最終的に手で仕上げたお盆との違いはなかなか見分けにくいかもしれません。しかし、実際手に取れば全く違う次元の手仕事の器であることを分かっていただけると思います。当工房の角盆は、
- 一枚の板から刳り抜いたシンプルさ
- 機械では仕上げられない細部のアール(丸み)
- 厳選した銘木素材
に特徴があります。漆塗りのものも用意しています。
手仕上げの丸み
欅杢角盆
当工房の角盆は、厳密にいうと四角ではありません。上から見た四辺は、わずかに外にたわむ形です。直線だと仕事はしやすいのですが、やはり機械的な感じを与えてしまいます。そして、立ち上がりの縁も柔らかく仕上げ、角をわずかに面取りしています。9つのタイプを用意していますが、最終的には手で磨きますので、一品一品違う丸みになります。
多目的の浅いトレイ
立ち上がりを低く浅めに仕上げてありますので、長辺30cm以下の盆は、茶碗を運んだり、名刺を受けたり、あるいは腕時計やキー・文具などの小物を載せたり、さまざまな用途のトレイとして使えます。
味わい深い一文字盆
煎茶用の一文字盆は大中小3種を作っております。一文字盆は、柔らかみを重視した通常の角盆と違い、四辺は直線でかっちりした作りです。ギャラリーにないサイズについては問い合わせてください。